今Critical Thinking(批判的思考法)のクラスをとってます。どんな授業かというとひたすら論法を習うだけなのですが、結構面白いです。
そして教授の例えがものすごくアンチアメリカです。
以下教授の例題。
「それじゃあとりあえず例を1つ挙げよう。」
(黒板に例題を書く)
前提1: アメリカの首都がワシントンならワシントンはアメリカにある。
前提2: アメリカの首都はワシントン。
結論: ワシントンはアメリカにある。
「さて、この論法は正しいか?」
(生徒は黙ったまま)
「分かりにくいだろう。一見正しく見えるがじゃあこれではどうだろう?」
(もう一つ例題を書く)
前提1: アメリカの首都がワシントンならブッシュは賢い。
前提2: アメリカの首都はワシントン。
結論: ブッシュは賢い。
「…というふうに一見正しく見えても前提自体が間違っている時がある。この場合は前提1が間違っているので例え前提2が正しくとも結論は間違っているわけだ。」
「あぁ、ちなみにクラスにブッシュさんはいるかな?いたら申し訳ないんだが…」
(誰も手を挙げない)
「じゃあ問題ないな。良し、で、次の例題は、、、、、、、」
そういえば偶然ですが合衆国大統領もブッシュって苗字ですね。