エリザベスタウンを見ました。なんだかよくわかんないけど良い映画でした。恋愛映画だと思って見ていましたが、どうやらヒューマンドラマに近いようです。この映画は面白いのですが、好き嫌いがあるかもしれません。全体的にゆったりとしたリズムで、まるで日常を切り取ったような撮影の仕方です。私は結構好きです、こういうちょっとわけわかんない映画。
あらすじ
仕事一筋に情熱を燃やしてきた大手シューズ・メーカーの新進デザイナー、ドリューは、社運を賭けた新型スニーカーを発表するが、商品の返品が相次ぎ、プロジェクトは大失敗。会社を解雇されてしまう。夢に破れ、生きる気力を失ったドリューは、自らの人生を終わらせる覚悟を決めるが、命を絶とうとしたまさにその時、疎遠になっていた父の訃報が飛び込んでくる。失意の中、葬儀の準備のために父の故郷・エリザベスタウンへ向かったドリューだったが、そこで地元の人々とのふれあいや新しいロマンスを通して、少しずつ心の傷を癒していく。(
allcinemaonlineより)
感想
主人公役のオーランド・ブルームが意外と平凡な青年を演じきれていて違和感が無かったです。(平凡な青年にしてはハンサムすぎますが)。この映画の前はロード・オブ・ザ・リング、パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン、トロイ、とコスプレ王子の異名を取っていた彼ですが、この映画を選んだ理由が「普通の服だったから」(うろおぼえ)と言ってたのが印象的です。母親役のスーザン・サランドンが相変わらず良い演技してます。ヒロインのキルスティン・ダンストはスパイダーマンのヒロインです。ついでにインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアで少女のままで成長の止まったヴァンパイアを演じてます。時がたつのははやいなぁ…
内容はとりあえずあらすじ通りエリザベスタウンに向かうのですが、飛行機でフライトアテンダントのクレアと親しくなります。彼女はエリザベスタウン近郊(といっても車で1時間ほど?)に棲んでおり、親切にも空港からエリザベスタウンへ向かう道を教えてくれます。それがきっかけで電話友達になり、だんだんと親しくなるのですがドリュー(オーランド・ブルーム)はいつかエリザベスタウンを離れてしまう。クレア(エリザベスタウン)を選ぶか、都会を選ぶか、最後に地図を手にして彼はどちらを選ぶのか…
もちろんクレアですが。彼女に会いに行くまでが非常に個性的です。クレアは非常に個性的です。
評価
星4つ。女性同士が集まっておしゃべりしながら軽~く流し見てほしい映画です。