とりあえずジャックがあまり出てこなかったです。残念。話は裁判中に陪審員が忽然と消えてしまった話です。
黒人少女殺人事件の公判。起訴されている男性を犯人として拘束している理由はある老人の目撃証言。陪審員の判断が非常に重要となるため判事は翌日に判決を持ち越す事に決めた。
これで判決がくだらなかったらまた裁判を起こさなければならない。そんな時陪審員の一人が失踪。もしこのまま彼が見つからなければこの裁判は流れてしまう。
とりあえず消えた陪審員のおじいさんなんですが、お金持ちです。後で分かるのですが消える数日前に家族には内緒で付き合っている恋人に2億ちょっとと絵を残す遺言を書こうとするぐらいなので相当なものです。実はこのおじいさん消える前に判事に陪審員を辞める意向を伝えていたようです。というのもこれ以上は心臓に悪いかららしいんですが、嘘ですね……そんな理由じゃ問屋が卸さないぜ。とまぁそれを見抜いたのかどうかはしりませんが判事は陪審員が代わればもう一度裁判のやり直しをしなければいけなくなり、その時の被害者家族の気持ちを考えろ?とかいって考え直させます。だけどその後失踪してしまいます。
そして失踪前にしていたことを辿っていくとある女性カウンセラー(?)にあっていたことがあるのですが、金髪女性(いいかげんに名前を覚えたほうがよさそうです)は女の感でこの女性(既婚者)とおじいさんが付き合っていたことに気づきます。そしてフィッツジェラルドはそれに気がついていませんでした。すごいあからさまだったと思うんだけどな…鈍いぞフィッツジェラルド。そんなんじゃ金髪女性に浮気されても気がつかないぞ!
まぁ色々あってこのおじいさんが女性に送ろうと思っていた絵はユダヤ人家族から盗まれた枝と判明したわけですが、記録によると盗んだ主はナチスのSS。というわけでおじいさんはSSの疑いがかかるわけです。そしてそのことを知ったナチスを裁く『正義の会』見たいな組織に狙われてしまうわけですね。ひょっとしたらもう殺されているかもと思ったらどうやら別の人物がそのおじいさんとコンタクトを取っていたようで手は出していないとの事でした。
そしておじいさんの足跡を辿っていくとある女性のところへたどり着く。その女性は元々の絵の持ち主でおじいさんの幼馴染。そしてその女性の証言によると当時彼は幼くSSであるはずがないとのこと。おじいさんが勘違いされているSSの顔を覚えていた女性によりその人物の今現在の顔をシュミレーターで合成。その人物こそがおじいさんの恐れていた人物であり、また裁判で目撃証言をした人物であった。
その後さくっと事件は進んでおじいさんは見つかりましたが、結局のところ裁判はやり直さなければならないようです。つらいな…
とりあえず今回はジャックとフィッツジェラルドが一緒に行動していてちょっと嬉しかったかな…それぐらいです。